歴史資料室

ツアーコーナー

ツアーコーナー

当社の創立からの歴史を後世に伝えるとともに、貴重な資料の散逸防止を目的として、糸魚川本社内に「歴史資料室」を開設しております。
歴史資料室は、戦前や戦後の激動の時代を生き抜いてきた当社の軌跡を、4つのコーナーによって紹介しています。

1.

90年のあゆみ

大正12年10月20日に大阪に本社のあった川北電氣企業社によって設立され、黒部川で日本最初の低落差発電所を建設してスタートを切った黒部川電力が、経営母体だった川北電気企業社の破綻、電気化学工業(現 デンカ株式会社)の救済と資本参加、電力国家管理と会社分割の3つの節目を経て、現在に至ったあゆみを紹介しています。

2.

礎を築いた先人たち

黒部川電力の創設者川北榮夫、黒部川電力を存続させ、電気化学工業(現 デンカ株式会社)を救済した中興の祖山田昌作、川北電気企業社時代から技師長として社業発展に尽くした6代目社長福田俊を紹介しています。

3.

黒部川電力の発電所

電気化学工業(現 デンカ株式会社)が開発を計画し、昭和7年に当社が買収して建設した姫川第六発電所を中心に、戦後に推進した水力電源開発を紹介するとともに、当時の貴重な技術や当時使用されていた測量機器などを展示しています。

リベット:溶接技術がなかった時代には、導水管などの鉄管の合わせ目をリベット鋲で留めていました。

4.

映像コーナー

映像コーナーでは、「黒部川電力90年のあゆみ」「水力発電の仕組み」「黒部川の遺産-黒部川下流6発電所の記録-」をハイビジョンでご覧いただけます。